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皆さんこんにちは
株式会社ハウス工房司の更新担当の中西です。
~新規就農・施設園芸~
農業というと、広い畑や田んぼで作物を育てる風景を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし現在の農業では、屋外だけでなくビニールハウスを活用した施設園芸も非常に重要な存在になっています。
トマト、いちご、きゅうり、ピーマン、花卉、葉物野菜など、ビニールハウスの中で栽培される作物はさまざまです🍅🍓🥒
ビニールハウスを利用する大きな理由は、農作物を自然環境へ完全に任せるのではなく、温度、雨、風、湿度などの影響をある程度コントロールしながら育てられることにあります。
そしてビニールハウスを農地へ安全に設置し、農家が長く使える状態へ仕上げるのがビニールハウス施工業です🔧
単にパイプを組んでビニールを張るだけではありません。
土地の状態を確認する。
ハウスの大きさを決める。
基礎や支柱を施工する。
骨組みを組み立てる。
フィルムを張る。
換気設備を設ける。
必要に応じて灌水、暖房、遮光、カーテンなどの設備と連携する。
農家が実際に作物を育てられる環境をつくるところまでが仕事です。
今回は、新規就農や施設園芸の拡大という視点から、ビニールハウス施工業にどのような需要があるのかを詳しく考えてみましょう😊
露地栽培の場合、農作物は自然環境の影響を直接受けます。
強い雨。
急な冷え込み。
霜。
風。
日照。
農家は自然と向き合いながら栽培しなければなりません。
一方、ビニールハウスでは作物の周囲をフィルムで覆うことで、外気の影響を緩和しやすくなります。
例えば春先でもハウス内の温度を確保し、露地より早い時期から栽培を始める。
雨を避けながら育てる。
寒い時期には暖房設備と組み合わせる。
こうした栽培が可能になります。
つまりビニールハウスは、単なる屋根ではありません。
農家が栽培条件を整えるための生産設備なのです🌱
これから農業を始めたい人にとって、
土地。
農業機械。
苗。
資材。
販路。
さまざまな準備が必要です。
施設園芸を始めるなら、そこへビニールハウスも加わります。
しかし初めて農業をする人が、
「どの大きさがいい?」
「どの方向に建てる?」
「換気はどうする?」
「強度はどの程度必要?」
と判断するのは簡単ではありません。
そこで施工会社が、
栽培する作物。
地域の気候。
農地面積。
予算。
将来の拡張。
を聞きながら提案します。
施工会社が農業設備の相談相手になることで、新規就農者は安心してスタートしやすくなります🤝
ビニールハウスは、すべて同じ形でよいわけではありません。
例えばいちご栽培では、ハウス内に高設栽培設備を設ける場合があります。
トマトなら上方向へ伸びるため、高さが必要。
きゅうりもつるを上へ誘引する。
花卉栽培では作業スペースや温度管理が重要。
苗生産なら育苗棚の配置も考える。
つまり「何を作るか」によって必要な空間は変わります。
施工会社が作物の特性を理解していれば、
柱の位置。
ハウス幅。
軒高。
出入口。
設備スペース。
を考えやすくなります。
農業を理解した施工会社ほど、使いやすいハウスを造れる。
これが大きな強みです。
すでに農業を行っている農家でも、
売上が伸びてきた。
契約出荷が増えた。
後継者が戻ってきた。
新しい作物を始めたい。
という理由から、ハウスを増設することがあります。
例えば、
最初は3棟。
数年後に2棟追加。
さらに大型ハウス。
という形です。
ビニールハウス施工業は、新規顧客だけではありません。
一度施工した農家から、
「去年のハウスが良かったから、今年もう一棟」
とリピート受注できる可能性があります✨
農家の成長とともに施工会社の仕事も増える。
長期的な関係を作りやすい業種です。
個人農家だけでなく、農業法人が大規模に施設園芸を行うケースがあります。
数千㎡。
数ha。
という規模でハウスを整備する場合、施工も大きなプロジェクトになります。
ハウス本体だけでなく、
暖房。
灌水。
換気。
電気。
環境制御。
作業通路。
選果・出荷設備。
まで含めて計画することがあります。
こうした案件では、単純な施工力だけでなく、
工程管理。
複数業者との連携。
安全管理。
図面。
施工品質。
が求められます。
大型施設に対応できる会社は、農業法人・企業農業からの需要を取り込めます。
農業へ参入するのは、昔から農家だった人だけではありません。
食品会社。
流通会社。
地域企業。
異業種。
が農業事業を始めるケースもあります。
企業側は、
農業ノウハウが少ない。
設備の選び方が分からない。
ということがあります。
そこで、
「この作物ならこのサイズ」
「将来拡張するならここを空けましょう」
と提案できる施工会社は頼られます。
農業設備を丸ごと相談できる会社には、大きな価値があります。
農家によっては市場出荷だけでなく、
スーパーとの契約。
飲食店への直接販売。
直売所。
ネット販売。
など、販売方法が多様化しています。
販売先から、
「毎週一定量ほしい」
と求められれば、収穫量を安定させる必要があります。
露地栽培だけでは天候によって収量が変化しやすい。
そこでビニールハウスを活用し、収穫時期や生育環境を調整する。
つまり販売方法の変化も、ハウス需要につながります📦
農産物は、出荷時期によって価格が変わることがあります。
多くの産地から一斉に出る時期。
出荷量が少ない時期。
同じ作物でも市場環境は異なります。
ビニールハウスを活用して、
露地より早く。
あるいは遅く。
収穫することができれば、農家の販売戦略を広げられます。
そのため農家にとってビニールハウスは、
「作物を守る設備」
だけでなく、
収益を考えるための経営設備
でもあります💰🌱
ハウス完成時に見た目がきれいでも、実際に農作業がしにくければ困ります。
一輪車が通れない。
トラクターが入れない。
入口が狭い。
柱が邪魔。
こうした問題があると毎日の作業負担が増えます。
農家はそのハウスを何年も使います。
年間数百日。
毎日出入り。
だからこそ、
入口幅。
通路。
設備配置。
作業動線。
を施工前に考えることが重要です。
施工会社が「完成したハウス」ではなく、農家が働く場所として設計できると信頼につながります。
大きな農機具を入れたい場合。
収穫コンテナを運びたい場合。
フォークリフトを利用する場合。
必要な出入口寸法は変わります。
通常の引き戸。
大型開口。
二重扉。
作物や作業方法によって選びます。
また冬場にドアを開けると温度が一気に下がることがあります。
そこで前室を設ける。
こうした工夫もできます。
ビニールハウスは日射によって内部温度が上がります。
春でも晴天の日には暑くなることがあります。
そのため換気が重要です。
側面を開ける。
天窓。
換気扇。
自動開閉。
などの方法があります。
「ハウスを密閉すれば温かくて良い」
だけではありません。
作物に適した環境を維持するために、温度を逃がす機能も必要です。
施工会社が換気まで含めて提案できれば、農家にとって非常に頼れる存在になります。
施設園芸では水やりも重要です。
毎日人がホースで水をまく。
では大規模栽培は大変です。
そこで、
点滴灌水。
散水。
自動灌水。
などを導入します。
ビニールハウス施工時に、
配管位置。
給水設備。
タンク。
を考えておけば、後から工事しやすくなります。
農業設備は一つずつ独立しているのではありません。
ハウス。
水。
電気。
暖房。
換気。
すべてつながっています。
ビニールハウスを建てる土地がすべて平らとは限りません。
傾斜。
軟らかい地盤。
水はけが悪い。
田んぼから転用。
さまざまな条件があります。
そこで、
整地。
排水。
基礎。
支柱。
を考えます。
大雨のたびにハウス周辺へ水が溜まる状態では、農作業もしにくくなります。
ハウス本体だけでなく、敷地全体を見る施工会社が求められます。
農業には作付け時期があります。
苗を植える予定日は待ってくれません。
「ハウス工事が遅れたので今年の作付けができない」
となれば大きな損失です。
そのため、
着工。
骨組み。
フィルム張り。
設備。
完成。
を予定通り進める必要があります。
天候によって作業が遅れることもありますが、工程管理力が非常に重要です。
ハウス施工の遅れが、そのまま農家の一年の売上へ影響する可能性がある。
その責任を持って施工することが大切です。
最初の接点が新設とは限りません。
「古いハウスのビニールを張り替えてほしい」
という相談。
施工して信頼を得る。
その後、
「新しいハウスも頼みたい」
となる。
ビニールハウス施工業では、
修理。
張り替え。
増設。
新設。
長期的な顧客関係を作ることができます🤝
製造業では、商品を作るために工場を建てます。
農業では、野菜や果物、花を安定して生産するためにハウスを建てます。
そう考えるとビニールハウスは、
農産物を生産するための工場
ともいえます。
農家が新しく事業を始める。
生産量を増やす。
新しい作物へ挑戦する。
法人化する。
そのたびに生産環境が必要になります。
だからこそビニールハウス施工業は、農業経営の成長を設備面から支える重要な業種です。
新規就農。
規模拡大。
企業参入。
施設園芸。
農業の形が多様化するほど、土地・作物・地域に合わせてハウスを施工できる専門業者への需要も広がります。
「作物を育てる人が農家なら、作物を育てる環境をつくるのがハウス施工会社。」
農業が続く限り、その生産基盤を支えるビニールハウス施工業も、これから長く必要とされ続けるでしょう🌱🏠👨🌾✨