皆さんこんにちは
株式会社ハウス工房司の更新担当の中西です。
~チームで働くうえで大切な“引き継ぎ”~
ビニールハウス施工は、一人だけで完成させる仕事ではありません。
資材を準備する人。
骨組みを組む人。
固定を行う人。
ビニールを張る人。
現場によっては複数のスタッフが役割を分担しながら施工します。
だからこそ大切になるのが「引き継ぎ」です。✅
どこまで施工したのか。
どの材料を使うのか。
農家さんからどんな要望があったのか。
小さな情報の違いが、完成時の使いやすさや安全性へ影響することがあります。
施工を始める前に、
どこへ建てるのか。
どの向きなのか。
幅。
長さ。
高さ。
入口位置。
チーム全員で確認します。✅
一人は入口をこちらだと思っていた。
別の人は逆だと思っていた。
そんな状態では施工できません。
最初に完成形を共有することが、良い仕事の第一歩です。
ビニールハウスは、最初の位置決めが重要です。
少しずつ位置がずれると、最後に全体へ影響することがあります。
基準位置。
列。
間隔。
どこを基準にしているのか。
担当者だけが知っている状態にしないことが大切です。✅
次に作業するスタッフが見ても分かるようにします。
畑の地面は、すべて同じ状態ではありません。
硬い場所。
柔らかい場所。
雨のあとでぬかるんでいる場所。
傾斜がある場所。
施工中に気づいたことは共有します。☔
「ここは入りにくかった」
「この場所は少し柔らかい」
小さな情報でも、次の作業員にとって重要です。✅
骨組みを組んでいくときには、
どこまで立てたのか。
仮の状態なのか。
固定済みなのか。
明確にします。
見た目では完成しているようでも、まだ固定前ということがあります。⚠
次のスタッフが完成済みだと思って触ってしまわないよう、状態を伝えます。✅
ビニールハウスには、
パイプ。
接続部材。
固定部材。
扉まわりの材料。
さまざまな部品を使用します。⚙
似た部材でも使用場所が違う場合があります。
「たぶんこれだろう」
ではなく、仕様を確認します。
どの材料をどこで使うのか、施工チームで共通認識を持つことが重要です。
施工中に農家さんから、
入口を少し変えたい。
この部分を広くしたい。
相談をいただく場合があります。☎
変更した内容が一部のスタッフだけに伝わっていると、元の計画通りに作業してしまう可能性があります。
変更したときほど、一度チーム内で情報をそろえることが大切です。✅
骨組みが完成したら、いよいよビニールを張ります。
しかし、その前に、
パイプ。
接続部分。
突起。
ビニールを傷つける場所がないか。
確認します。✅
張ってから気づくと、やり直しになる場合があります。
前工程で気になった場所があれば、ビニール張り担当へ必ず伝えます。
ビニールを張る作業では、風の影響を受けやすくなります。⛈
朝は弱かった。
午後から強くなった。
天候は変わります。
広いビニールが風を受けると作業しにくくなるため、
風が強くなっています。
一度止めましょう。
声を掛け合うことが大切です。✅
広いハウスでは、一度にすべて張り終わらない場合があります。
この面は完了。
こちらは仮固定。
次回仕上げる。
状態を共有します。
特に仮の状態を完成と勘違いしないことが重要です。⚠
作業終了時には、どこまで終わっているのかを全員で確認します。
ハウスは骨組みとビニールだけではありません。
入口。
側面開閉部。
換気部分。
日々使用する場所があります。
扉の取付は完了。
調整がまだ。
開閉確認待ち。
状態を引き継ぎます。✅
農家さんがすぐ使用する設備だからこそ、最後まで確実に確認します。
施工では、
電動工具。
はしご。
さまざまな道具を使います。⚒
工具に違和感がある。
刃が傷んでいる。
はしごに問題がある。
気づいた場合には次の人へ伝えます。
何も言わずに使用を続けることは避けます。⚠
安全に使える道具か確認することも仕事の一部です。
あとどのくらいパイプがあるか。
固定部材は足りるか。
ビニールは準備できているか。
資材の残量も重要です。
翌日の作業を始めてから、
材料が足りない。
となれば工程が止まります。⚠
その日のうちに残量を確認し、必要な準備へつなげます。✅
既存の畑や作物の近くで施工する場合には、
ここは入らない。
この通路を使う。
農家さんから注意をいただくことがあります。
そうした情報をスタッフ全員へ共有します。✅
施工だけに集中して、大切な作物や設備を傷つけないことが重要です。
農家さん側でも、
土づくり。
苗の準備。
設備工事。
さまざまな作業を進めていることがあります。
ハウス工事が終わったら、すぐ次の作業へ入る。
そんな現場もあります。
いつまでにどこまで終えるのか。
工程を共有しながら進めます。✅
雨が降ると現場状況が変わります。☔
地面が柔らかい。
水がたまっている。
車両が入りにくい。
前日と同じ条件ではありません。
前の担当者が、
この場所は滑りやすい。
地面が沈みやすい。
伝えることで事故防止につながります。✅
パイプが倒れそうになった。
風でビニールが大きくあおられた。
足元で滑りそうになった。
事故にならなかった経験も大切です。⚠
今回は問題なかった。
で終わらせず、
どうすれば防げるか。
チームで共有します。
一人の経験を全員の安全につなげることが大切です。✅
新人スタッフへ、
この間隔でパイプを立てる。
ここをしっかり固定する。
指示だけを伝えるのではなく、
なぜこの間隔なのか。
なぜこの部分が重要なのか。
理由まで伝えます。
理由が分かると、現場条件が変わったときにも自分で考えられるようになります。✅
ビニールハウス施工では、一つの工程が次の工程へつながっています。
位置決め。
骨組み。
固定。
ビニール張り。
扉。
仕上げ。
どこかで情報が途切れると、最後の仕上がりに影響します。
良い引き継ぎとは、
次の人が迷わない。
同じ作業をやり直さない。
危険な状態を知らずに触らない。
そんな現場をつくることです。⭐
これからもスタッフ同士の声掛けと情報共有を大切にしながら、安全で使いやすく、農家さんに長く活用していただけるビニールハウス施工を続けていきたいと思います。✨